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【人命救助の心得】AEDと胸骨圧迫で心肺蘇生! ~「街で」「お家で」そして「職場で」まさかの事態に備える~

堺工場では、今年2月の避難訓練時にAEDと胸骨圧迫の講習会を行いました。
しかし、当時は訓練用のAED機材が間に合わず、実際の音声ガイダンスの声色や流れるピッチ(テンポ)を体験することができませんでした。そのため、「知識としては分かっても、いざという時に戸惑わずに使えるだろうか」という大きな課題が残っていました。
そんな中、待ち望んでいた日本光電製の訓練用AEDが工場に到着!そこで堺工場では、月曜朝の全体集会を活用し、
全従業員を対象とした「AED・心肺蘇生講習会」を改めて開催しました。倒れている人の安全を確保し、意識や呼吸の確認をした後、もし呼吸がなければすぐに心肺蘇生を開始します。今回の講習で、実際の機材を使って学んだ重要なポイントを共有します。
救命の連鎖:まずは協力者を集めることから
倒れている人を発見した際、まずは周囲の安全を確保した上で、意識や呼吸の確認を行います。もし呼吸が止まっている場合は、即座に心肺蘇生を行わなければなりません。
救急車が到着するまで胸骨圧迫を続けるのは、想像以上に体力を消耗する過酷な作業です。一人で抱え込まず、まずは大声で周囲に助けを求め、「救急車の手配」と「AEDの確保」を分担して依頼することが最優先となります。
「胸骨圧迫」のポイント
◎位置: 両手の指を交差させ、手のひらの付け根(固い部分)を相手の乳頭を結ぶ線の中央に当てます。
◎姿勢: 肘をまっすぐ伸ばし、体重をかけるように垂直に押します。
◎テンポと深さ: 1分間に約110回のテンポで、胸が約5cm沈む強さで絶え間なく押し続けます。
「AED」の正しい理解と、講習だからこそ分かったこと
AEDは心臓が完全に停止している状態ではなく、心臓が細かく震えて血液を送り出せなくなっている「心室細動」という状態のときに電気ショックを与える機器です。
その救命効果は絶大であり、一刻も早い使用が求められます。AEDは電源を入れれば(または蓋を開ければ)自動で音声ガイダンスが流れますが、初めて触る時は焦って聞き逃してしまうかもしれません。今回の講習では、実際の音声の音量や声色、スピードをあらかじめ体験することで、「焦りの軽減」を図りました。
「知っておきたい」豆知識
◎聞き逃してしまったら
一度AEDの蓋を閉め再度開けることで、ガイダンスを最初から聞き直すことができます。
◎テンポの目安
AEDから流れる断続的な電子音(メトロノーム音)のピッチは、そのまま胸骨圧迫を行う正しいスピードの目安になります。
「知っている」を「できる」に変えるために。田中亜鉛では、これからも大切な命を守るための備えと学びを続けてまいります。